「妻が脊柱管狭窄症で車いすが必需品でした」
そう語っていただいたのは、夫婦で来院されたお客様。
旦那様の方は腰部のヘルニア、奥様は脊柱管狭窄症の診断を受けておられたとのこと。
特に奥様の症状は重症で長時間立つ事がほとんど困難な状況。
歩くのも杖が必要で、外出には車いすが必須だったそうです。
もともと中国・香港でのお仕事のため、中国での鍼治療や整体を受けておられましたが大きな改善がなく、帰国後も「なんとかしたい」と整形外科に受診されたそうです。
日本で整形外科医に言われた辛い宣告…
しかし整形外科の医師からは「手術しか方法がない、たとえ手術しても完治するか分からない」といった辛い宣告が。
そんな中で当院のホームページをみていただいて「何か変化があれば」と来院して頂きました。
施術の結果としては、奥様に関しては車いす生活だったのが長い時間立っていられるようになり、歩くのもかなり楽になられました。
また旦那さんの腰部ヘルニアの状態も「本当に怪我していたの?」というくらい良くなって来られ、最近は夫婦で温泉に行けるようになったと嬉しいご報告をいただきました。
今回同じように脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどでお困りの方のため、当院でどのような施術を行ったのかご報告させていただきます。
目次
体の状態はどうだったのか?
奥様の症状についてご説明させて頂きます。
病院では脊柱管狭窄症と行った診断を受けておられ、痛みは腰全体に出ている状態でした。
検査
当院ではまず問診や体の姿勢、関節の動きから原因を見つけ出していきます。
この方の場合は”反り腰”が強い姿勢をしており、腰全体と左足(特に股関節と足首)の関節の動きが非常に悪い状態でした。
反り腰と腰全体の硬さ
こう行った姿勢や関節の硬さは脊柱管狭窄症の方に多い姿勢で、関節の歪みから体幹の力が抜けてしまっている状態です。
この姿勢では主に腹筋の力が抜けてしまっているため、代わりに背筋を通常以上に緊張させて体を支えようとします。
その結果、腰を反らした姿勢になってしまうことになります。
この姿勢を続けると背中の筋肉がガチガチになって痛みが出たり、長時間立っておくことが難しくなります。
また体のバランスも悪くなるので歩くときにふらついたり足が出にくいといった症状も出てきます。
左の股関節・足首の硬さ
この方の場合は左と右で関節の硬さに左右さがあり、とくに左が硬くなっていました。
脊柱管狭窄症ではしびれや痛み、筋力低下などに左右差があるケースが多いです。
この方の場合は特に左の方に症状が重く出ていたと考えられます。
ただこの股関節や足首の硬さを放っておくと良くありません。
というのも、股関節や足首は歩くときや立った時の体の衝撃をうまく逃してあげる効果があります。
ですが関節が硬くなっていると衝撃吸収がうまく働かず、衝撃がそのまま腰にきてしまいます。
また立った時のバランスも取りにくくなるので転倒しやすくなるというデメリットもあります。
この方の場合は以上に2つが特に大きな問題として考えられました。
どんな施術をしたのか?
今回の脊柱管狭窄症の症状に対しては、この様な2つのポイントで行いました。
施術の2つのポイント
・骨盤の調整
・腰部、背骨、股関節、足関節、身体全体のバランス調整
反り腰の解消
まず骨盤の調整を行うことで正しい位置に骨盤を戻すことで、反り腰の姿勢を和らげることができました。
反り腰が解消したことにより、背中の筋肉がガチガチだったのが徐々にほぐれてきて腹筋にも力が入り易くなってきました。
身体全身のバランス調整
これまで動かさずに固まっていた背骨、股関節・足関節の柔軟性を出した上で、全身のバランスを整えるように足先から調整していきました。
この作業を行うことで全身のバランスが整い正しい姿勢を長い時間維持することが出来るようになります。
施術の結果どうなったのか?
この方の場合はまず週1回の施術を1ヶ月行ったところ痛みが徐々に少なくなり、日常生活に変化が出てきました。
その後も週1回を1ヶ月行うとかなり良くなって来られたので、頻度を減らして2週間に1回を2ヶ月の施術でも大丈夫になられました。
だいたい計4ヶ月で8割回復されている状況で、車いすもあまり必要とせずに温泉旅行にまでいけるようになられました。
現在は月1回のメンテナンスに定期的に通われておられます。
店長からのメッセージ
病院では手術を勧められたケースでも原因を追求すれば解決できることは多いです。
今回の方は、年齢は50代でしたが杖をついてのご来院、お出かけは常に車イスを持参とお見かけはかなり重症でした。
病院では手術をすすめられておられたとのことで、私としてもなんとかしたいとの一心で施術させて頂きました。
お客様の頑張りもあり施術から3ヶ月位で温泉旅行にも行ける様になられ、今では週1〜2 回 スポーツクラブで汗を流されておられるなど見違える様に改善しました。
もちろん全ての方が必ずここまで回復するとは言えませんが、少なくとも病院で手術しかないと言われた方も諦めないで欲しいです。
言われたから焦って手術するのではなく、自分の体について選択肢が色々残されているということを知ってもらいたい。そう感じます。
お悩みの方は以下からお問い合わせください。
追伸
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