「事故からなかなか腰痛が治らない…」そんなお悩みを伺いました。
事故などの外傷による腰痛は姿勢などが原因の慢性痛とは痛みの原因が異なります。
そこで本日は交通事故などの外傷で後々腰痛が出てしてしまった際の原因について解説していきます。
交通事故後から腰痛が徐々に出てくる原因とは?
「 交通事故後から腰痛が徐々に出てくる原因とは?」についてお伝えします。
交通事故などに遭って、何年もしてから身体のあちこちに痛みやしびれなどの症状が現れることがあります。
一般的には、これらも事故の後遺症に含まれます。
人によっては、起き上がることすらできなくて、寝たきり状態になってしまうこともあります。
では、それほどの症状が、なぜ事故の直後に現れないで後になってから出てくるのでしょうか?
なぜ事故の後遺症で後々腰痛が出てくるのか?
事故の直後には、取り敢えず衝撃を受けただろうと思われる部位だけをレントゲンやMRIなどで検査をします。
そこで骨折などがなければ、問題なしとされますし、その時点で本人も自覚症状がなければ、病院でもそれ以上の検査の必要もないわけです。
しかし、事故などで強い衝撃を受けた身体には、椎間板に亀裂が入ったり、周りの組織にダメージが生じたりしている場合も多々あります。
もちろん、椎間板に亀裂が生じただけでは痛みなどは感じませんし、レントゲンなどの画像診断でも異常は発見できません。
これで一生症状が出なければ良いのですが、実は、椎間板に亀裂が入った状態は自然にはなかなか修復されません。
椎間板は椎骨を支えていますので、そこに亀裂が入っているのは非常に不安定な状態です。
この不安定な状態で不規則な生活をして疲労が蓄積してくると体が歪みだし椎骨は容易に倒れ込んだりして、それが知覚神経を圧迫します。
こうなると、痛みやしびれなどの症状が出てきます。
そのような腰痛やしびれの対処法とは?
椎間板の亀裂や組織のダメージが治っていなければ、事故から何年経っていようが、首、背中、腰などの痛みやしびれ、重だるさや可動の悪さなどの症状が現れることはあり得ます。
そのような場合でも、体の歪みを調整すれが症状は軽減します。
後、隠れたところの歪みとして、手、足の歪みの調整も必要です。
えっ!と思われるかもしれませんが、交通事故の衝撃の瞬間に、手、足で踏ん張り体を守っているのです。
事故から年数が経っていると、事故との因果関係が特定しにくくなります。
そうすると、検査を受けても、心因性の症状と間違われてしまう可能性がありますので、
このことは、事故に遭われた方やご家族の方は知っておいたほうが良いでしょう。
まとめ
今回は事故後の腰痛についてその原因について解説しました。
交通事故の場合は、痛みがある腰だけでなく手足、首にも原因があるケースが多いのです。
また腰痛だけでなく身体の冷え、夜の過食や夜更かしなどによる疲労の蓄積も「体の痛み」を誘引・助長してきます。
事故に遭った方は、食生活や生活習慣が乱れないように、特に注意してくださいね。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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