厚生労働省の調査によると、腰痛に苦しむ日本人は、およそ4人に1人に当たる2800万人が腰痛に苦しんでいると推定され、高齢者だけではなく若い人にも多い「腰痛」です。もはや国民病ともいえる症状です。
腰痛は年々増加傾向にある。と共に、街を歩けば、整形外科や整骨院、鍼灸院に整体と目につきますが、それでも腰痛の患者さんが減らないのはなぜなのか?
そこで今回は腰痛の中で「腰椎椎間板ヘルニア」についてお伝えしたいと情報です。
目次
その日によって痛い場所が違う?
腰痛の人であれば「椎間板ヘルニア」という病名を名前を、一度は聞いたことがあると思いますが、ある国の整形外科医の権威が1980年台に普及したMRIの機械を使って、100人の「腰痛の人」の腰をしっかりと調べてみたそうです。
すると!大勢の人の腰椎の「椎間板」がすり減っており、その一部分が後ろ側に飛びだし腰の神経を圧迫しているように見えたそうです。
椎間板とは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役目をしている軟骨で、この軟骨の一部(髄核)が脊髄神経を圧迫して、腰痛が現れると言われています。
「この神経の圧迫が腰痛の原因だったんだ」と確信されたと!
神経を圧迫って?かなり痛そうですよね。
いかにも痛そうな話。だが、中には少数ながら疑問に思う医師もいたそうです。
なぜなら、「椎間板ヘルニア」の患者さんの経過を観察すると、どうやら痛みの程度は、日によって、時間によって変化しているようだったと。
痛みを訴える場所も、一定ではない。またヘルニアは、右や左に動いたりはしないし、出たり、引っ込んだりもするはずもないし、「どう考えてもへんだ」と。
「腰痛でない方」の78%がヘルニアであった?
今度は、疑問を持たれた医師の方が、こんな実験を行いました。
「腰痛でない人を調べようと!」
何故か?それは、皆さんにも経験があると思いますが、神経が圧迫されたらどうなるのかですね?
たとえば、長い時間、正座や腕まくらに共通していえる事はシビレですよね。という事は、神経を圧迫するすると「痛い」ではなく「痺れる」はずだと、、、
そこで、疑問を持たれた先生は、今度は「腰痛でない方」をMRIの機械で100人、検査したそうです。
その結果は、実に78%の人に「腰椎椎間板ヘルニア」が見つかったそうです。
これって一体、どういうことなのでしょうか?
「腰椎椎間板ヘルニア」があっても「腰は痛くない」。ということは、、、
「腰椎椎間板ヘルニア」と「腰痛」とは関係がない、、、ということではないでしょうか?
また年齢で、
60歳以下では1/5の人に椎間板ヘルニアが認められ、
また半数の人に椎間板のふくらみ(椎間板ヘルニアの手前の状態)が、
あったそうです。
そして
60歳以上になると、
なんと1/3の人に
椎間板ヘルニアが見つかり、
80%近くの人に椎間板のふくらみが発見されたそうです。
あなたの腰痛は椎間板ヘルニアではないかも?
現実、60歳以上であれば、椎間板になんらかの異常を持っている人が普通という事です。
これだけ異常が見つかっても、みなさん腰痛のない人達ですからね。
整形外科で、腰痛で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けられた人に改めて言いますが、あなたの腰痛は椎間板ヘルニアと診断されていても、あなたの腰の痛みとは関係がないかもしれないって事です。
今でも「腰椎椎間板ヘルニア」が「腰痛」の原因だと信じている医師が?
僕でさえ、世界最新の(エビデンス)科学的根拠が手に入るこの時代に、なぜ医学専門の整形外科の医師が分かっていないのか、分かっているけど、、、 存在するのか。
朝から晩まで患者さんがひっきりなしで、新たな知識を勉強する時間や余裕がないからなのか、、、
今現在でも、間違った知識を患者さんに説明し、本に書き、中にはテレビでしゃべられている医師もおられます。
そして、患者様がその医師の言葉を信じてしまうのは無理もありません。
本当の原因ではない「椎間板ヘルニア」を腰痛の原因だと思い込まされた患者様が、今日もまだ増え続けているかもしれません。
まとめ
あなたにが、この事実を知って頂く事によって、あなたの腰痛が改善する可能性がある事をまず知って頂きたいと思います。
今、腰椎椎間板ヘルニアの痛みで日常のお仕事や家事、最悪、現在、病院で手術を勧められている方も、是非今回の内容の記事をご参考にして頂ければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき有難うございました。
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