腰痛で病院を受診すると、「ヘルニア」と診断されケースも近年増えています。
「ヘルニアの手術」をしない為にも、、、
今回は、「腰椎椎間板ヘルニア」のリハビリについて、お伝えいたしました。
腰ヘルニアとは？
人体は首からお尻まで26個の積み木のような骨が並んでいます。
その骨と骨の間にある、クッションの役割をするのが椎間板です。
その椎間板が飛び出して、神経を圧迫し痛みやしびれを感じるようになってしまうのです。
この病名が「腰椎椎間板ヘルニア」です。
なぜ腰のヘルニアになるのか
ヘルニアの原因には個人差もありますが、次のようなものが考えられます。
・腰を強くひねったり重たい物を持ったりすることが多い
・日頃から中腰の姿勢が多い
・長時間のデスクワークなど座っている事が多い
・普段から猫背で姿勢が悪い
・肥満体質で腹筋背筋が弱い
など、共通点として、腰や背中に負担がかかっています。
腰ヘルニアのリハビリ方法
腰ヘルニアのリハビリとして、「運動療法」についてお伝えします。
運動療法といっても、ストレッチから始め、筋肉を緩めて、次に腹筋や背筋の運動を行い体を支える体幹を鍛えます。
激しい運動をするわけではありません。
痛みやシビレがある場合
痛みやしびれがある場合は、寝ながら無理のない範囲でからだを動かすリハビリを行います。
からだを前に曲げたり、ひねるような動きは、ヘルニアの症状を悪化させてしまう恐れがあるため注意が必要です。
そこでお勧めする療法が「腹式呼吸」の運動療法です。
「腹式呼吸」
これは、寝ながら行える腹筋・背筋の運動で痛みやしびれが強い方にも負担のかからない筋力運動になります。
方法として
1、仰向けの状態で、息をまずゆっくり全部吐き切ります
2、次に鼻から息を吸えるところまで吸い込み
3、今度は吸い込んだ空気をお腹が凹むまで最後まで出し切ります
これを3セット行います。
たったこれだけでも効果は絶大です。
ヘルニアは難しい症状ではありません。
根気よくリハビリを行いヘルニア症状を楽にしてください。
※ただし、激痛が続き排尿障害などが起きた場合には、すぐに病院の受診をしてください。
まとめ
腰ヘルニアで、誰しも手術は回避したいですよね。
今回の内容を是非、ご参考にしていただき実施してみてください。
本日も最後までお読みいただき有難うございました。
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