患者様の声(慢性腰痛)

腰痛を我慢していたら尾てい骨まで痛くなってしまった

座っていると尾てい骨の痛みを感じていませんか?

尾てい骨の痛みは、筋肉の硬結や骨の損傷などの要因よって生じているかも?

そこで今回は、「尾てい骨の痛みの原因」についてお伝えいたしました。

尾てい骨が痛い原因は何?

尾てい骨が痛い原因は、どのようなことが考えられるのでしょうか?

打撲や骨折

尻もちなど、尻を強く打ったことで、尾骨が、打撲や骨折を引き起こすケースがあります。

打撲は、鈍痛が主で、一般的には、1週間ほどで痛みは楽になります。

しかし、尾骨のひびや骨折があると、座る・立ち上がるときの動きで痛みが続き、安静にしていても違和感があります。

長い時間の座りっぱなし

座り方が悪いと、尾てい骨に痛みを感じることがあります。

これは猫背で姿勢が悪い方は、背中が丸まって骨盤が後ろに倒れやすくなり、尾てい骨が座面に圧迫され、結果的に痛みが出ます。

 

妊娠や産後の女性ホルモンの関係

女性特有の体の変化も、尾てい骨の痛みに大きく関係しています。

女性の場合、出産のときに骨盤が開き尾骨に圧力がかかるため産後に痛みがでることがあります。

また育児のときの抱っこや授乳の姿勢で疲れが溜まっていくと慢性的に痛みが続くことも。

更年期のときもホルモンの減少で、筋肉や関節、骨の柔軟性が低下し、尾骨周辺に負担がかかり痛みを生じることもあります。

尾骨痛の対策法

座るときにクッションを使う

硬いイスの場合は、クッションを敷くかです。

硬いイスは尾てい骨を圧迫してしまうため、長い時間座っていると痛みが強くなります。

また背もたれの間にクッションを入れれば、骨盤がよい位置に収まるので、予防できます。

ぜひ工夫をしてみてください。

ストレッチで筋肉を緩める

お尻周辺の筋肉が硬くなっている場合、ストレッチがおすすめです。

筋肉の硬直状態で痛い時には、骨盤周辺の筋肉の柔軟性をおこなうことが効果的になります。

おすすめのストレッチとしては。

1、あお向けになり膝を伸ばす

2、片側の膝を曲げ両手で抱え込む

3、曲げた膝を胸まで近づける

4、そのまま10秒~20秒ほどキープ

5、同様に反対側も行う

無理のない範囲で行ってください。

 

※痛みが長引く場合は早目の医療機関をお勧めいたします。

まとめ

山田竜矢

日々の生活での姿勢や生活習慣の見直しが尾てい骨の痛みの改善や予防に効果が期待できます。

本日も最後までお読みいただき有難うございました。

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