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腰痛の原因は歪みなのか?
そもそも身体の歪みは悪なのか?
来院される患者さんから「体歪んでますか?」と、よく聞かれる事があります。
人間の身体というのは歪み方の法則というのもがありますが、一人一人違うんです。
身体は色々な歪み方をするのですが、歪みって悪いものなんでしょうか?
歪みのない人なんているのでしょうか?
そんな疑問についてお伝えさせていただきます。
健康な人でも左右対称ではない?
結論から言いますと、基本的にどんな健康な人でも、身体の歪みがあることは普通であるいう事です。
例えば、人間の身体は通常、内臓というのも左右で重さが違うんです。心臓は体の左側に、肝臓は体の右側にあります。
そして肝臓は臓器の中では最も重く、人間の身体というのは、左側よりも右側の方が少し重くなっています。
(この時点で人間の身体は左右が対称ではありません)
また、人間はそれぞれに利き腕や利き足があり、歩く時の身体の重心線はバランスをとるため、真ん中よりも少しだけ左側にあります。
身体は左右で使い方が違い、左右で筋肉のバランスも違います。
そういった事で、利き腕や利き足による身体の使い方や臓器も左右対照ではなかったりするのでバランスというのが、完全に左右対称にできているわけではないという事なんですね。
なので身体は片寄って使うのが普通ですし、身体の中の左右も違います。そういった日常の中で、人間は生活していますので、歪み自体はあって普通なんです。
またスポーツをやったり生活習慣などで、さらに身体の歪みが出て来るのです。
身体にとって良い歪みもある?
例えば、一日、部屋も片付けし腰が腕が足が疲れても寝てる時に、自然に身体を歪ませて疲れを取り朝起きた時には身体を回復させます。
また慢性的な腰痛がある人でも、身体を無意識に左右どちらかに傾き(歪ませ)気味な姿勢をとれば、痛みを感じずに日常生活を送れる人もいます。
安易な歪み矯正は危険
最近は美容目的の歪み矯正もありますが、見た目の身体の歪みには、健康にとって良くないものもあれば、その方にとっては、健康状態を維持するために必要な歪みもあります。
歪みを整えた事によって疲れが溜まりやすくなってきた、最近、腰の調子が悪くなってきたなどが起きる事もあります。
何が何でも歪を整える事ではなく、その人にとって最もバランスがとれた状態にすることが大切になります。
疲れが限界を超えると腰痛になる
身体の歪みも(許容範囲内)の歪みであれば痛みは出てきません。
痛みが出てくるのは、寝ても疲れが取れなくなり歪みが一定以上の身体の限界を超えた時に初めてそこで腰に痛みが出てくる事になります。
常に腰痛がある方というのは、身体の許容範囲を超えてしまっている状態が続いてしまっているという事になります。
歪みにも程度があり、あまりにも大きすぎると問題になりますし、そこまで行かなければ急に痛みを出すことはないです。
今回の腰痛改善のこの4つのポイントをお伝えしました。
腰痛改善の4つのポイント ・腰痛は歪みが原因なのか? ・健康な人でも左右対称ではない? ・安易な歪み矯正は危険? ・疲れが限界を超えると腰痛になる?
まとめ
腰痛改善には良い歪みと悪い歪みを判断しないといけません。
現在、腰痛で中々思うように改善出来ない方は、今回の内容をご参考にして頂ければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき有難うございました。
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