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そもそも坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は病名ではなく、若い方に多い腰椎椎間板ヘルニア、ご年配の方に多い腰椎脊柱管狭窄症からの坐骨神経が引っ張られると腰、お尻、足先までの痛みやシビレが出る症状を坐骨神経痛と言われてます。
「今回は寝起きで腰が痛く、歩くと腰が楽になる方にお勧めのご紹介になります。」
それでは、寝起きに腰が痛い方の坐骨神経痛を歩いて改善する歩き方と、どれ位歩いたら良いのか?をお伝えさせていただきます。
寝起きで痛い坐骨神経痛の原因は?
腰を使い過ぎている
まず考えられる腰やお尻の痛みの原因は股関節が動いていない事です。
上半身を捻ったり前に曲げたりとする動きの時に股関節の動きが悪くなっていると自然に腰だけを中心に動いてしまい腰を使い過ぎて腰に負担がかかってしまいます。
結果、腰の筋肉、お尻の筋肉が硬くなり寝起きに坐骨神経を引っ張ってしまい腰に痛みが出てしまいます。
では何故、股関節の動きが悪くなるのか?
お腹の中にある大腰筋と言う筋肉が硬くなると股関節の動きが悪くなってしまう原因の1つになります。
日頃の過ごし方の考え
いつも痛いからといって、全く動かないのは逆効果になります。
痛みが強いと、どうしても体を動かすのが嫌になったりはしませんか?
しかし、適度に動かさないと、血流が悪くなり筋肉もどんどん硬くなり、さらに痛みやシビレが強くなったりします。
そこで日常の生活の中で少し体を動かす時間を増やしてみてください。
体を動かすといっても、まずは5分位の散歩くらいからで構いません。
腰が楽になる歩き方
大腰筋を使う
大腰筋を上手く使えて坐骨神経痛を楽にする歩き方です。
大腰筋とは、骨盤からお腹の奥にあり、背骨から骨盤、股関節(大腿骨)結び、正しい姿勢を維持するための重要な筋肉です。
多くの方は大腰筋をうまく使えず股関節の動きが悪くなり坐骨神経の痛みが出たりします。
逆を言えば、大腰筋が上手く使えれば股関節の動きも良くなり、自然に坐骨神経痛も楽になっていきます。
正しい歩き方
耳から肩、足が一緒に出るイメージでお腹の奥(背中から付いている)の大腰筋から足を動かしてください。
足がスムーズに前に出ている感じであれば良いです。
多くの方は大腰筋を使わずに、足の付け根から足を動かす歩き方をしています。
下半身だけで歩くと足の筋肉だけが多く使われ、すぐに疲れてしまいます。
間違った歩き方(反り腰)
腰をひねって肩を前後に揺らして歩くと、大腰筋が使われません。
また腰を反らせると、肩にも力が入り体の後ろ側の筋肉が緊張して、さらに腰痛を引き起こしやすくなります。
また、腕を大きく振って歩くことも肩に力が入るのでやめましょう。
最初はどれぐらい歩けば
最初は1日5分位からで良いので1週間歩いてみてください。
慣れて腰の状態を考慮し、少しずつ10分、15分と時間を伸ばし2週間、3週間、1ヶ月と目標を立てて行って下さい。
後はお体と相談しながら進めていけば知らぬ間に腰も改善できてしまうかもですよ。
坐骨神経痛を楽にする歩き方。この4つのポイント。
歩く4つのポイント ・大腰筋を使う ・正しい歩き方 ・間違った歩き方(反り腰) ・最初はどれぐらい歩けば?
注意
痛みやシビレが少しでもある時は歩く事は控えてくださいね。
中には少しぐらいの痛みシビレも歩けば楽になるかも?と頑張られる方もおられます。
悪循環になりますので気を付けてくださいね。
まとめ
寝起きに痛かった坐骨神経の痛みシビレも原因を取り除いて行けば楽になります。
最初は散歩から始める感じで気軽に歩いてみてください。
大腰筋をしっかり使えるようになると、全身の筋肉の柔軟性も出で姿勢も安定し骨でしっかり立つようになり肩こりなどの改善も望めます。
ご参考にして頂ければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき有難うございました。
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